豊田市の高級きもの専門店 柏屋呉服店

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2014年05月

新着ニュース・イベント

2014年05月16日 14:04  カテゴリ:染織紀行

沖縄紀行その1~上原美智子先生~(写真)

上原美智子先生のお宅を訪問した時の写真です。




















記事は、こちら
http://kashiwaya-gofuku.co.jp/e269358.html  


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2014年05月12日 16:34  カテゴリ:和装小物

みずとりの下駄

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『2014新作 ゆかたの会』のご案内
http://kashiwaya-gofuku.co.jp/e268360.html

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毎年大好評のみずとりの下駄、新作も含め入荷しました。




天然木の台は素足にとても心地よくなじみます。
まだ履かれてない方は、ぜひ試し履きにいらしてください。
普段着にとても良く合います。

去年当店で買われたお客様が今年もと、ご自分用に3足も買われました♪

  


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2014年05月08日 14:41  カテゴリ:染織紀行

沖縄紀行その1~上原美智子先生~

過去記事からの焼き直しです。
少々古いお話になりますが、沖縄のみなさんの人としても暖かさや、それを織り込んだといってもよい素晴らしい作品の数々は、現地で感じた風や香りとともに、しっかりと記憶に残っています。
近いうちに、沖縄の染織を集めた展覧会をできればいいなと思ってます。

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2007年7月10日から11日まで、取引先問屋が企画した沖縄産地研修に参加しました。
強行日程ではありましたが、あけずば織りで有名な上原美智子さんや、芭蕉布を再生して人間国宝に指定されている平良敏子さんなど、高名な先生方にお会いでき、とても充実した旅となりました。
これから数回にわたって、今回沖縄で見聞きしてきたことを、みなさんにご紹介したいと思います。


この日、名古屋は大雨だったが、沖縄は晴天。
それにしても、暑い!
沖縄そばで昼食を済ませ、早速工房巡りの旅に出かける。

最初にお邪魔したのは、「あけずば織り」で有名な上原美智子先生のお宅。
昨年、NHKでは90分の特集番組が放送されたこともあり、名前を聞いたことがある人も多いのではなかろうか?
あけずばとは琉球の古語で蜻蛉の羽を意味し、「羽化したばかりの昆虫の羽のように、みずみずしい生命感のある布を織りたい」という上原さんの思いを込めて「あけずば織り」と命名された。




南風原(はえばる)町神里の丘陵に静かな佇まいを見せる上原さんの工房は、ご主人の営む画廊兼ご自宅と同じ敷地にあり、沖縄の自然をたっぷりと蓄えた素敵な庭に囲まれている。
まずは、工房の中を、上原さんご自身に案内いただいた。

質素な造りの工房の中は、太陽の熱を受け、蒸し暑い。
機や藍染用の釜など、仕事で使用するご愛用の道具を見せてもらい、続いて生糸を見せていただいた。
糸は、着尺や帯、ショールなど、用途に応じて数本から数十本を撚ってあり、今年のお仕事で使われる分が、たっぷりと箱に収められていた。
引き続き、それらの糸を染色したものを見せていただく。
染料は、草木はもちろんのこと、コチニールなども使用する。
ご自宅の庭で取れるものはそれを使い、足らないものは買ってこられるそうだ。

一通り工房を見学し、仕事のお話をお聞かせいただいた後、これまた素敵な雰囲気のご自宅のダイニングへと場所を移動し、庭でとれたパッションフルーツをご馳走していただいた。
パッションフルーツというものを生まれて初めて口にしたが、なかなかおいしい。甘さとすっぱさの加減が絶妙である。
余談だが、翌日立ち寄った産直の店で、パッションフルーツが1個100円で売っていたので、たんまり買い込んだ。

さて、パッションフルーツをいただいた後は、秘蔵のコレクションを見せていただいた。
多くの作品は、博物館に収まったりして手元に残らないのだが、思い出がいっぱい詰まった大事なものや本当にできの良いものは、手元において置くそうだ。
それでも、「結局、海外の博物館に行ってしまったりして、そんなに残っていないんですよ。」と上原さんは言う。

今回お見せいただいたのは、お嬢さんの結婚式でお嬢さんが身にまとった思い出のショール、ロンドンの展覧会を飾ったとても長い(7~8mもあろうか?)ショールなど十点あまり。

究極のショール 極めつけの最新作は、撚糸をつかわず蚕の吐く1本の糸をそのまま織ってショールに仕立てたもの。
長さは3.5mくらいで一般的なショールの長さだが、重さはなんと3g。
写真を見てもらうとわかるが、上原さんが手に持つショールに静かな風があたるだけでふわふわと浮き出し、今にも風に溶け出してしまいそうな薄さである。 「こんなに薄いんですよ!」という上原さんの笑顔は、とても満足感にあふれていた。





このショールを小さくまとめて手に持たせていただいて驚いたのだが、その薄さに反してとても暖かい。
絹っていうのは、こんなに暖かいものだったんだ!という驚き。
人工の暖かさとは違う、自然から分けてもらった本物の暖かさ。
暖かさというよりも、温かさといったほうがいいか。

上原さんは、”糸も染料もすべて自然から分けてもらったもの。”といわれていた。それを織り上げる上原さんの手も自然から分けてもらったものともおっしゃっていた。
そういう思いを込めて織られた布だからこそ、この温かさがあると私は思う。

上原さんは、これから年末にかけて、今回のツアーを企画してくれたきもの問屋の展示会に向けた作品を作られるとのこと。来年4月に行われる展示会で、先生の作品にお目にかかることができるのが今から楽しみである。


上原先生のプロフィール

上原 美智子(うえはら みちこ)
1949年、那覇市生まれ。高校卒業後、上京。
1971年、柳悦博氏の元で織物をはじめる。
74年、沖縄に戻り、大城志津子氏に沖縄の伝統的織物の技法を学ぶ。
79年、まゆ織工房設立。89年、びんクラフトギャラリーで初の個展開催。
90年、インターナショナルテキスタイルデザインコンテストで「イゲド賞」「ファッション振興財団賞」受賞。
98年にはNY近代美術館の展示会に出展するなど、国内外で活躍中。
http://www.michiko-uehara.jp

写真は、こちら
http://kashiwaya-gofuku.co.jp/e270221.html

  


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2014年05月01日 08:33  カテゴリ:RAKUTO豊田校

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5月のホップ理科は、「光」。
歌とマインドマップ、そしてちょっとした実験をまじえ、楽しく勉強します♪












  


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